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大耳小耳

2007年3月20日付け

 パラナ日系団体と伯外務省の会合に会場を提供したマリンガ大学センターは八万平米の敷地に十四ブロックの校舎を建て、一万二千人もの学生が学ぶ。同市最高の教育機関の一つという。わずか十七年でここまで成長させたウィルソン・マットス・シウバ学長(経営者)は挨拶で、青年期に約十年間も久保田家で働いたことを披露。〇〇年には十八日間日本を訪れ感嘆した経験をのべ、「日系人は市やブラジルに多大な貢献をしている。我々の国をあるべき姿にするためにもっと力を貸してほしい」と語った。
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 マリンガ市のバーロス家は日系と縁が深い。現市長シルビオ氏の父親が市長だった時代に加古川市と姉妹都市提携を結び、兄のリカルド氏(現連邦下議)が市長だった時代にマリンガ文協がSBT局の番組ナッソンイス・ウニードスで全伯優勝してその名を轟かし、現市長任期中に百周年を迎えて海外最大規模の日本庭園を造るという。完成すれば、パラナ州有数の観光名所になること間違いなし。日本では、男性に幸運をもたらし出世させる女性を「あげまん」というが、マリンガでは日系がそれか?
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 訪日中の松尾治・百周年執行委員長。十二日には北海道、十三日には宮城県庁をそれぞれ表敬訪問するなど全国行脚の真っ最中。毎日新聞の報道によれば、十六日には兵庫県庁を訪れ、井戸敏三知事との懇談で百周年を記念したブラジル日系社会の写真展開催を要望した。知事からは旧神戸移住センターの改修工事が決まったことが伝えられ、松尾委員長も喜びの気持を伝えたという。