2007年3月16日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】サンパウロ市内でのフェイラ(朝市または青空市)の風物詩となってきた商人の呼び込みが禁止される運びとなった。カサビサンパウロ市長が七日、新市条例として公布したもので、このほか営業時間も三〇分繰り下げて七時半から十三時半となった。従来は七時から十三時までだった。
フェイラに関して市民からの一五六番苦情電話では、騒音がトップになっていることから今回の措置となったもので、向こう三十日以内に各区役所の監督官が取り締まる。騒音が度を過ぎた場合は営業権はく奪もあり得る。
営業時間はこれまで過去二十年間以来の時間改正となった。販売用のバラックを建てる際の早朝の騒音を阻止するためで、これにより組み立て作業は六時から七時半と限定される。営業終了時間は十三時半で、十五時までに清掃車などが入り、平常の状態に戻すように規定された。このほか、バラックの長さを最高十メートルにするなどの細則も発表された。