ホーム | 日系社会ニュース | ピント農務大臣訪日=エタノールや豚肉を協議

ピント農務大臣訪日=エタノールや豚肉を協議

2007年3月13日付け

 ルイス・カルロス・ゲデス・ピント農務大臣が十一日に訪日し、一連の交渉や視察を行っている。アジェンシア・ブラジルによれば、十二日(月)午前中は三菱商事の小島順彦(よりひこ)社長とのバイオエタノールに関する懇談、午後は甘利明経済産業大臣と、夜はブラジル企業や日本企業からの顕彰。
 十三日(火)には千葉県の幕張メッセでアジア最大の食品見本市FOODEX2007を視察する。同展にはブラジルブースもある。さらに松岡利勝農林水産大臣とサンタカタリーナ州産の豚肉や牛肉の輸入解禁について協議する。さらに若林正俊環境大臣と相互協力の観点から懇談。
 翌十四日(水)、ピント大臣と訪問団一行は、在京ブラジル大使館と日本企業ら主催によるバイオ燃料に関するセミナーに参加。
 十五日(木)はインドネシアにおもむき、同国の農務大臣とブラジル・インドネシア協議委員会設立の覚書に調印する。その後は、シンガポールの日程を経て二十日に帰伯する予定。