2007年3月13日付け
今月三十一日の総会で行われる評議員選挙への立候補者七十七団体、個人が加盟している『しんせいきのかい』(仮称)。「新生樹の会」、「新世紀の会」と両方の意味に取れるが、小山昭朗世話人によれば、「きっちりした団体というわけではなく、意見を同じくするものの集まり」だという。現時点で理事会選挙に立候補すると見られているのは、上原幸啓現会長、小川彰夫氏(現文協副会長)の二シャッパ。〃連立〃を考えたとき、当落を左右する数の評議員を送り込めるかどうかが、これからの存在を強める鍵となりそうだ。
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久々にブラジル日本移民史料館が特別企画展を行う。会場となる九階の展示室は、常にスペースが空いている状態。そこで各県人会や日系団体の皆様にご提案。節目の式典などを開催するにあたり、史料館を利用して、その歩みなどをテーマに写真パネル展などを行ってはいかがだろうか。日本からの来賓や偶然訪れた人にも、その歴史、活動を知ってもらえる機会となる。史料館の小笠原公衛さんは、「ぜひ活用してほしい。ご相談ください」と利用を呼びかけている。
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先週月曜に訪日した松尾治百周年執行委員長の音信が、さっそく日本のメディアから聞こえてきた。札幌テレビのサイトの十二日付けニュースによれば、松尾氏ら三人が、百周年をアピールするために道を表敬訪問し、〇八年の記念式典を説明し、「ブラジルでも知られるヨサコイなどでイベントを盛り上げるとともに、多くの日本人にブラジルを見てほしい」と呼びかけたという。この調子で、日本各地で話題になればよいが。