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ベイジャ・フロール優勝=リオカーニバル=王者の貫禄見せつける

2007年2月23日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】リオデジャネイロ市サプカイ会場で行われたカーニバル名物サンバ・パレードの審査の結果、ベイジャ・フロールが優勝した。
 同チームの優勝は通算十回目で、過去五年間で四回制覇の偉業となり、サンバの王者の貫禄を見せつけた。新興勢力の斬新さを寄せつけない伝統の勝利だった。二位はドゥケ・デ・カシアス市に本拠を置くグランデ・リオだった。
 二十四日に上位六チームで行われるオーナーパレードにはリオ市内の四チームが出場する。バイシャーダ・フルミネンセの優勝チームのほか、三位のマンゲーラ、四位のチジュカ、六位のビラ・イザベルなど。
 優勝したベイジャ・フロールは一九四八年創立で、年々伝統の豪華さで圧倒してきた。今年費した金額は七〇〇万レアルで、うち四五〇万レアルは同チームの名誉会長で、リオ屈指のビッショ(数字クジ)の胴元のポケットマネーだった。市内ノポリス区の本部の祝勝会には一万人が集まり、四万個の缶ビールがふるまわれた。