2007年2月23日付け
【ロンドリーナ】汎ロンドリーナ熊本県人会(中川芳則会長)は、十四日午前十時から、市内西本願寺会館で、総会を兼ね、潮谷義子県知事からの功労賞、高齢者賞、米寿賞の伝達を行った。サンパウロ本部から福田康雄会長が出席し、祝状、記念品の伝達をした。
清田勉副会長が司会、物故者への黙祷た捧げられたあと中川会長があいさつ、会計報告、事業報告が行われた。
中川会長は、昨年十一月の創立五十五周年祭にサンパウロ本部から大型バスで四十人の会員が参加して盛大だったこと、五人の会員が他界し、一方四人の新会員を迎えたこと、六代目会長中川正さんの夫人中川トミさんが笠戸丸移民最後の生き残りで、百周年を待たずに他界したことは残念だったが、五十五年の会員歴で、百歳の長寿を保ったのは、二人目であることなどを報告した。
知事賞がつぎの五人に贈られた。◇功労賞 上村英臣、中村増斗、◇米寿賞 塩沢婦美、平川倫之、◇高齢者賞 松岡栄一
伝達のあと、蔵本勉弁護士、福田本部会長の祝辞があり、福田会長は本部の日本移民百年祭における行事についても発表した。役員改選では中川会長が五期(十年)つとめることが決まり、婦人部長に大塚節子さんが選ばれた。
祝賀宴会に移り、熊本弁も交えて、出席者四十五人の賑やかな風景がみられた。