ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
トレンド
2007年2月14日付け
ゴム草履でブラジルを席巻したメリッサは、ブランド化に成功し、パリの高級ブティック・コレットに陳列されるようになった。かつてのゴム草履は、いまやモードの仲間入りをした。
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TVクルトゥーラがNHKに刺激され、視聴率上昇策を発表した。これまでの政府による資金援助一辺倒からスポンサー探しに入った。ブラデスコやナトゥラ、ネストレー、フィアットが候補に上がっている。
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ロージャス・アメリカーナスがレンタルビデオ業に進出し、借り出した支店に関係なく最寄りの支店への返却を容認する方針を発表した。これまでの賃貸方式で営業するレンタルビデオ店は、少なからぬ影響を受けそうだ。
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金属細工の装身具ビジュテリアの英国系パライゾ・ド・バドゥラッキがブラジルへ進出する。同社は全国に十五支店を開設し、女性や少女用に限らず男性用も展示する。
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モダンな室内装飾にも調和する古風なシャンデリアが流行らしい。オリジナル商品のバロヴィエル&タッソが、中世風作品を数々展示している。法王庁の照明器具にヒントを得たようだ。
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ダ・フルッタ社は低所得層向けの凝縮豆乳販売を始め、前年比三〇%増の勢いで成長している。
三倍に薄めて飲むので価格は、リットル当たり〇・三〇レアル。
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フィリップスが売り出した髭剃り器は、鼻毛も耳の毛も剃れる。価格は充電式で一四九レアル。
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広報宣伝のネオガマBBHが、一日低所得者体験を試みた。メンバーは二十五人、予算は一人八〇レアル、町外れの貧相な食料品店で夫婦と子供三人の家族のため一週間分の生活必需品を購入する。消費心理学の勉強なのだそうだ。