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大耳小耳

2007年1月25日付け

 「これで全部の県人会から代表がきてくれました」と村田会長は二十三日朝、編集部に喜びいっぱいの電話をよこした。当日出席できなかった県人会代表者で、わざわざ翌日などに訪問してくれた人もいたという。「本当に嬉しいです」。全県から祝福されるなどちょっと珍しい。〃お家騒動〃があっただけに喜びも一塩か。在聖総領事館から出席した森田聡領事は「雨降って地固まる」との諺を引用して挨拶したが、「騒動起きて信頼固まる」のようだ。
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 秋田県人会総会の一場面。石川会長によれば、休止していた「キリタンポ会」の復活に関しては「秋田からキリタンポを取ったら何が残る」とまで役員から声が上がったそうだ。今年の日本祭では、はおなじみ「なまはげ」とともに、久しぶりのキリタンポを楽しめそう。
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 ブラジル倫理の会は今年、創立七周年を迎えるそうだ。〇〇年一月の創立当初は「二、三人だった」と山田会長。集いを開く場所もなかった当時から七年が経ち、現在ではサンパウロ市二カ所の集会場で週一回集いを開いている。参加人数も徐々に増え、勉強会には平均百人、日本からの講師を招いて行うイブニングセミナーには約二百人が参加するほどに。地道ながら着実に裾野を広げている様子。