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大耳小耳

2007年1月19日付け

 サンパウロ市リベルダーデ区の象徴とも言えるすずらん灯の改修工事が現在、進められている。すずらん灯は一九七三年に常設され、東洋人街に四百三十本、計千二百九十個のランプがついているが、ランプが割れたり、赤色のペンキが剥げたりと破損がひどい。現場の工事員の話によれば、来週二十五日くらいまでに全部の作業を済ませるとのこと。日本から大勢の人がやってくる移民百周年を前に、恥ずかしくないきれいな街並みを復活させたいものだ。
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 サンパウロ市近郊にあるスザノ日伯学園(=CENIBAS、安楽島田ケイコ校長)では、順調に生徒数が増えているため、新校舎を建築中。約四十人、日本語教師一人で昨年始めた同学園が、一年後の昨年の末には約一一〇人に増加したと運営母体の汎スザノ文化体育農事協会(アセアス日系)の上野ジョルジ理事長は述べる。対して教師も増員。「今年は、二百人近くの生徒を見通している」という。増設工事は二月中には完成する予定。
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 偽造小切手にご注意を――。総領事館の安全対策情報によれば、今月十一日、邦人夫人の小切手を偽造、使用しようとした詐欺未遂事件が発生した。額面千四百五十レアルの偽造小切手は今月上旬にリベルダーデ区内の銀行に持ちこまれたが、同じ番号の小切手はすでに発行済み。銀行から被害者に連絡が入り、コピーを取り寄せ確認したところ、支払い先に心当たりはなく、サインも模写されていたことが分かったという。同情報ではこまめな残高照会、不審な支出があった場合には銀行へ問い合わせるよう呼びかけている。