2007年1月11日付け
援協は今年度の総会員目標を一万八千人にした。現在の会員数は一万七千人。毎月百人のペースで増やしていけば、十分達成できる数字だ。
だが、この数字。実際は全会員の三五%が会費の納入がない、所謂〃幽霊会員〃となっている。
この理由は、連絡先のわからない会員が大勢いることにある。デカセギに行ったり引越しをしても、新しい連絡先を援協に通知しない人が多いことが原因だという。
昨年から援協は会員登録にコンピュータを導入した。新規会員の情報管理を徹底すると同時に、手書きで書かれた以前の会員カードのデータ化を進め、会員の整理を少しずつ進めている。
形だけの会員数を目標に掲げるよりは、実数としての会員数を公に出すほうが透明だし、信頼にも繋がる。手間はかかるが、会員淘汰を優先する目標を掲げてはどうだろうか。 (泰)