亜国のブエノス・アイレスで8日、メルコスール加盟国(ブラジル、亜国、ウルグアイ、パラグアイ、ヴェネズエラ)で共通で使われる自動車のナンバープレートが発表されたと9日付フォーリャ紙が報じた。
加盟国間で共通のシステムを採用することは2010年から議論されており、2012年には「域内共通の新ナンバープレートの取り付けは2016年に始める」ことも決まっていた。
ブラジル外務省によると、ブラジルでの新ナンバープレートの取り付けは段階的に行われる見込みで、2016年1月1日からの新ナンバープレートの設置は新車と、名義または車両登録してある地域を変更する車に対して義務付けられる。
自治省によれば、既にナンバープレートがついている車は新ナンバープレートの取り付けは義務付けられないという。
外務省は、今回の措置によって加盟国間の関税や移住などの監督システムが改善されれば、域内での往来や安全性の確保が容易になるとしているが、プレートの取替えにかかる費用総額はまだ算出できていないという。
新しいナンバープレートはEUのナンバープレートをモデルにしており、白地に黒で4文字のアルファベットと三つの数字が並ぶ。上部には青い帯状のラインが付き、左からメルコスールのシンボルマーク、国名、国旗が並ぶ。
亜国の場合、新ナンバープレートの取り付けは、現行ナンバープレートで使われているアルファベットと数字の順列を全て使いきった後の2015年から始まる予定だという。