2006年12月28日付け
サンパウロ日伯援護協会の事務局は現在、事務職員の昼食時間となる正午から午後一時半までを除いた、平日の午前九時頃から午後五時まで窓口を開けている。
会議などの時間を除いて、来客対応や電話での問い合わせに熱心に対応している同事務局。その事務局が来年から昼食時間を交代制にして、一日中、窓口を閉めずに来客に応対するという。
関係者によれば「これまでお昼休みに事務局を訪れた遠方のお客さんに、職員が戻ってくるまで長らく待ってもらうことがあり、申し訳なく思っていた」というのがその理由だ。
援協は企業ではなく一福祉団体。しかし、このように会員や来客の立場に立ったサービスは、小さなことだが喜ばれることだ。そうした一つひとつの〃改革〃が援協の信頼と評価を高めることにつながっていくのだと思う。(泰)