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東西南北

2006年12月19日付け

 給与の九一%増額が波紋を広げている連邦議会だが、二十六州のうち十九州の州議会がすでに同率の調整を承認した。サンパウロ州の場合、州議員の給与は九六三五から一万八三七五レアルに上がる。ブラジル弁護士会は今回の昇給をインモラルだと批判。十三日に実施された世論調査によると、有権者の三六%が議会を「最悪・悪い」と評価している。
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 病気や事故を理由に休職している労働者の半数以上が、勤務時の給与より多い医療手当を社会保障院から受け取っていることが判明した。中には三〇%も多いケースも。政府は休職前の一年間の平均給与を手当の上限とする法案の作成に乗り出した。
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 メルコスル(南米南部共同市場)は十五日、ボリビアの加盟を承認した。また今後数カ月間、大統領に当選したコレア氏の加盟提案を検討していく方針も決定した。伯亜市場で競争相手が増えることをパラグアイとウルグアイは懸念。
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 サンパウロ州ベルチオーガ市で十七日朝、アマチュアサッカーチームのメンバーと家族を乗せた大型バスがカーブをはみ出して転倒、三人が死亡、五十一人がけがをした。うち五人は重体。エンジンを調節した際に運転手が誤ってブレーキオイルを抜いてしまい、ブレーキが効かなくなったのが原因とみられている。
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 ブラジルでは一〇万レアル以上を銀行口座から引き出すと、資金洗浄防止のため銀行が中央銀行へ通知する義務が制定された。銀行ばかりでなく証券取引所や証券会社、証券仲介人も資金の出所と行き先、送金元、送金先、資金の質と流れを報告する義務がある。中銀は不審な点があれば、連邦警察へ回す。