2006年12月14日付け
サントス銀行元頭取のフェレイラ氏が十二日、背任、公金横領、資金洗浄などの罪で禁固二十一年の判決を受けた。有罪判決を受けた銀行家の中では最も長い刑期。同じく息子(禁固十六年)や妻(同五年四カ月)、甥、取締役二人も有罪の仮判決を受けた。二十一年は長すぎると被告の弁護士は控訴を検討。
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両院予算委員会は十二日、来年四月一日に最低賃金(三五〇レアル)を三七五レアルに引き上げる案を承認した。当初計画された額で、今年の経済成長目標引き下げに合わせ、政府は三六七レアルへ調整幅の縮小を検討していた。主要組合は四二〇レアルを要求。
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サンパウロ州ブラガンサ・パウリスタ市で乗用車の車内に夫婦と息子、従業員の女性の四人を閉じ込めて放火し、夫婦二人が死亡した事件で、従業員の女性とともに車外へ脱出した男児(5)が十二日、やけどのため死亡した。女性の証言から犯人二人も同日逮捕された。逮捕を知った市民約百人が、人殺しとののしりながら警察署に押しかけ、警備員ともみ合いになった。
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サンパウロ市市警と軍警は十二日、資金提供や刑務所と外部の連絡を行っていた容疑などで、PCCメンバー九人を逮捕した。うち二人は昨年優勝したサンパウロ市のサンバチーム、カーザ・ヴェルデの理事で、警察はPCCの資金が同チームに流れていた可能性もあるとみて、捜査を続けている。
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九〇年代のブーム以後、拡大を続けてきた高等教育機関が昨年、七・五%増と勢いにかげりが見え出した。二〇〇二年は一八%増に達していた。十八歳から二十四歳の若者の大学進学率は昨年一〇・四%と横ばいだった。