2006年12月8日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】十一月度の自動車販売は一八万二七七〇台となり、今年最高を記録した。前月(十月度)対比四・二五%増で、昨年同月比では一五・四%増となった。
一月から十一月までの累計は一七二万二九〇〇台となり、昨年一年間の販売総数一七一万四六〇〇台をすでに超えた。業界ではこれまでの最高で、一九九七年の一九〇万台を超えて新記録を達成すると期待している。
業界筋は好調の原因を金利安傾向による月賦価格の引き下げにあると指摘している。さらにこれにより期間も長く設定できる、販売代理店の中には七〇回払いも出ている。新車購入の七〇%は長期月賦によるもので、クレジットにより左右される。
今年の年間売上げでは、フィアットが二四・二%、フォルクスワーゲンが二二・七%、GMが二一・二%、フォードが一一・四%でシェアーを分けた。車種ではゴール(一万七一二一台)パリオ(一万七〇四六台)、セルタ(一万三〇二一台)、ウノ(八八九九台)、フォックス(八六八三台)の順となっている。