ブラジルで大統領選と知事選の決選投票が行われる26日は、ウルグアイでも統一選挙が行われる。
23日付エスタード紙などによると、現時点での支持率トップは拡大戦線(FA)のタバレ・バスケス前大統領の42%だ。その後を国民党ルイス・ラカレ・ポウ氏(32%)、コロラド党ペドロ・ボルダベリ氏(14%)らが追っている。
拡大戦線は伝統政党に含まれない進歩勢力が1971年に結成した連立組織で、社会主義者や共産主義者、キリスト教社会主義者などの他、国民党やコロラド党の元党員も加わっている。主な構成政党は、ホセ・ムヒカ現大統領が所属する人民参加運動(MPP)や、ウルグアイ会議、社会党、共産党、進歩同盟、人民勝利党、革命的労働者党などで、バスケス氏は社会党に属している。
バスケス氏は04年の選挙で勝利した同国初の左派系大統領で、05年3月~10年3月の任期中は常に高い支持率を維持していた。
国会議員選では、拡大戦線が41%、国民党が29・2%、コロラド党が13・5%の議席を獲得すると見られている。
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