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南伯から〝女王〟も=夏の蘭展1日から

2006年11月30日付け

 サンパウロ蘭協会(森本みどりルシア会長)主催の第七回夏の蘭展が今年も十二月一日から三日まで、文協駐車場で開催される。南大河州、サンタカタリーナ州、リオ州やミナス州などの遠方をはじめ、サンパウロ州内各地の栽培業者や好事家からも出品される蘭展はレベルが高いと好評で、例年一万五千人が訪れる。
 南伯では〃蘭の女王〃ともいわれて愛好されるプルプラッタ種が今回の中心。「紫色、肉色、鉄を焼いたときの光るような色、灰青色など、なんとも表現できない面白い色の花が咲きます」と中島澄男副会長は解説する。
 そのほか、ミルトニア、ブラッシア、デンドロビウム、エピデンドラム、パフィオなども展示される。
 当日、会場では十三の売店が即売するほか、カンタレイラ大学で農業を教えるタカネ・ジュン・ロベルト教授が蘭栽培についての著作を刊行する。
 また栽培方法についての無料講習会も毎日午前十時、午後二時、午後四時から行われる。会場となる駐車場へはガルボン・ブエノ街のレストラン泰山横から入る。
 なお、同蘭協会は先月総会を行い、ほぼ全員の役員が再選(任期二年)されたばかり。