ブラジル郵政省の中で百周年記念切手の絵柄として、故半田知雄氏の絵画が候補に上がっているようだ。先日の文協理事会で吉岡黎明副会長が百周年協会関連で報告したもの。今後、絵画を移民史料館の所蔵品の中から選び、半田家から許可をもらう手続きに入るという。
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「初期移民が食べていたものを再現する」。十七日に行われた史料館会議で、ローランジャ移民史料館館長の古川クラウジオさんが、ローランジャでの百周年祭の計画を話した。「昔の移民たちは豚の肉やカンナなんかを入れて作ったものを保存しながら食べていたんです。それを再現して来客に食べてもらう」。日本の伝統料理もいいけれど「移民の料理」も〃移民〃百周年ならではで面白い。
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サンパウロ日伯援護協会傘下施設の老人ホーム「サントス厚生ホーム」が現在、七名ほど入居者を募集している。関係者によれば、毎年季節変わりの十月から十一月にかけて入居者が減るという。同施設は海の幸がうまいとあって有名。問い合わせは同協会福祉部(電話11・3385・6606)まで。
大耳小耳
2006年11月29日付け