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大耳小耳

2006年11月25日付け

 「日本政府が食文化を守るため、攻勢に出た」――。時事通信によれば米紙ワシントン・ポストが、日本政府の海外日本食レストラン認証制度導入を一面で紹介したという。同紙は東京発の記事で、和食店と銘打ちながら実際にはアジア料理を融合したものなどを出す店が世界で増えているといった制度導入の経緯を解説。一方で、こうした措置は、再び高まりつつある日本のナショナリズム(民族主義)の表れと見る向きもある、と報じているとか。ブラジルでもそのように捉えられているのだろうか。
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 リベルダーデ区の岩手県人会が今月六日、事務所内に保管していた現金約五千レアルとデジタルカメラ等を盗まれる被害にあった。千田曠曉会長の推測では、犯人グループは深夜に同県人会の地下駐車場からビル裏側の階段を上って侵入。事務所内をさんざん荒らしたあと、鍵付きのロッカーをバールのようなもので強引にこじ開け、金品を奪い去ったとみられる。近くのビルでも同様の手口が多発しているとか。貴重品の管理には十分気をつけたいところ。
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 本紙編集部で寄稿を募集している「百周年記念イベント予定表」。紙上で呼びかけたところ、早速とある地方連合会から送られてきた。内容は記念式典や関連イベント。多くは〇八年の六月に開催を予定しているようだ。他の時期に記念イベントを予定しているところもあるはず。これからどのように予定表が埋まっていくのか、楽しみなところ。ますますの寄稿を期待したい。