連邦の百周年組織委員会に、記念協会がどう組み込まれるか明白でないため、一部で「記念協会で決めても、今後は全部イタマラチーに最終決定してもらわなければ正式にならないのか」と不安視する声も出ている。しかし、一九九五年の日伯修好百周年でも同様の連邦レベルの組織が作られたが、政府に関わらないイベントや事業に関する具体的な内容はコロニア側委員会が協議推進し、必要に応じて連邦に報告した経緯があるため、あまり心配する必要ないとの意見もある。要は「緊密な連携」の一言に尽きるようだ。
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リベルダーデで最近あれこれと工事が行われている。地下鉄駅広場の通気塔の撤去工事もほぼ終わったなと思っていたら、今度は大阪橋にあった以前の大鳥居のコンクリート土台も撤去された。歩道の補修も目に付く。新たに大学も建設され、「学生街」のようにもなりつつあるリベルダーデ。街の各所に投げ散らかされたゴミの匂いもなんとかしてもらいたいところだが。
東西南北
2006年11月24日付け