東西南北

２００６年１１月１８日付け

　サンパウロ市は十六日、市内バス料金が今月二十五日に二レアルから二・三レアルへ値上げされると発表した。新料金は来年十二月まで有効。一五％の値上げ率は前回の値上げ（昨年三月）から現在までの累積インフレ率（ＩＰＣ）四・六八％の三倍を上回る。地下鉄・鉄道との乗り継ぎ（ビリェッテウニコ）は三・三レアル。二十四日までにビリェッテウニコに前払い登録した分は値上げ前の料金で利用できる。
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　一五四人が死亡したジェット機墜落事故を調査する委員会は十六日、予備報告書を提出した。事故発生時刻の約一時間前から三十分前まで小型ジェット機がレーダーから消え、ブラジリアの管制センターとの交信が事故直前まで途絶えていたという。墜落したジェット機はきりもみしながら空中分解した。
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　日本で行われていたバレーボール女子世界選手権で、ブラジルは決勝戦でロシアに二対三で惜しくも敗れた。九四年大会以来の準優勝で、Ｗ杯、五輪を含む世界三大大会初制覇は成らなかった。
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　サンパウロ市東部モオカ区で十六日、タクシー運転手（５２）が車内で十三歳の少女にオーラルセックスを強要した容疑で現行犯逮捕された。二〇レアルを払うからと少女を誘い込んだ後の犯行。
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　ゴイアニア市議会は十六日、女性専用バスの運行を承認した。通勤時の満員バスを狙って痴漢がセクハラに及ぶという。手口が段々巧妙になる痴漢から女性を守るため、朝の通勤ラッシュ時間に専用車を配車することになった。バスを利用する乗客の五二％が女性で、ほとんどの女性が毎日被害を受けていると抗議していた。