ホーム | 日系社会ニュース | 9回目の聖南西紅白歌合戦=選抜歌手が華やかに競演

9回目の聖南西紅白歌合戦=選抜歌手が華やかに競演

2006年11月17日付け

 聖南西文化体育連盟(森エリオ会長、金子国栄演芸部長)主催の第九回聖南西紅白歌合戦が十二日、カッポン・ボニート文化体育協会(山下ネルソン会長)会館で、華やかに開催された。
 午前九時から午後四時まで紅白歌合戦に出場しない歌手のコンクールがあり、表彰式が終わった後、待望の紅白歌合戦が始まった。紅組のキャプテン兼司会はカッポン・ボニートの佐々木君江さん、白組のキャプテン兼司会はイタペチニンガの武田敏輝さんで大会は進行した。
 両チームとも聖南西から選抜された各々男女二十八人ずつ、総勢五十六人の歌手が自分の十八番の歌を歌い競演した。結果は二千七百三十九・六点対二千七百三十八・七点、僅か〇・九点の差で紅組の勝利となり、対戦成績は白組の五勝四敗となった。この大会を盛り上げたのは、ソロカバの男女青年を中心とした応援団だった。
 「お祭りマンボ」「マツケンサンバ」「シマンチュウの宝」を始め、ソロカバ出身の歌手が歌うたびに、鮮やかな振り付けで舞台狭しと踊り、万来の拍手を浴びた。
 午後十時、高田清審査委員長から紅組キャプテン佐々木さんに優勝トロフィーが手渡されて、聖南西演芸部、本年度最後の催しは幕を閉じた(金子国栄さん通信)。