ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2006年10月26日付け

 「メウ・ノーメ・エー・エネイアス」で御馴染みのエネイアス下議は四年間に、バローゾ提督を国家の英雄とする上程案だけが承認された。その他の大衆の面前で同性の接吻禁止やヴァイアグラの無料配布、二人以上を殺害した犯人から臓器の一部を強制提供させるは、否決された。
     ◎
 政治家の長者番付が、発表された。トップはイタペミリンと一七社のオーナーであるコーラ下議、資産総額は二億五九〇〇万レアル。二位は、種屋のバウビノッチ下議。三位カエフェル下議。四位マベル下議。マルフ下議は五位。最下位から三下議は、住む家も自家用車も持たず親のスネをかじっている。
     ◎
 連邦下議五一三人のうち一三五人、四人に一人は故郷を離れ出稼ぎ先で出世したヨソ者である。パライバ州とセルジッペ州、ロンドニア州、首都直轄領は全員ヨソ者。
     ◎
 デンマークのオーフスで開催された体操の世界選手権で、ブラジルのジエゴ・イポリット選手はリズム体操で銀メダルを獲得した。メルボルン・オリンピックでは金を取ったが、今回はルーマニアの選手に譲った。
     ◎
 サンセバスチオン市議会は、高層建築の許可是非をめぐって二分している。市議は一五人、議長の一票でどっちかに決まる。市長は市発展のためには、高層建築が是非必要と許可推進派である。議長は市の景観を優先し、建築許可反対派。サンパウロ市からの距離と風光明媚さで同市は、残された唯一の黄金郷。建設会社はリゾート開発のため高層建築の許可申請を多数出している。