創立四十周年、人間で言えば「不惑の年」を迎えたはずの県連だが、二十一日の記念式典はあれこれと「惑って」いたようだ。式典冒頭の国歌斉唱でいきなり君が代のテープが無く、急きょ顧問の羽田宗義元会長がマイクを握り、功労者への感謝状贈呈も、事前の役員会で決めた段取りと違ったのか、松尾会長が司会に確認する場面も。全国知事会長のメッセージはあったが、四十七都道府県からのメッセージは七通、寂しい話だ。祝賀昼食会では、会場の向こうで誰かが話しているかと思ったら乾杯のあいさつ。「まだ飲み物持ってないよ」と出席者。そして午後、島内大使の講演が終ると、突然司会から「記念撮影をするので、会長の皆さんは舞台へ」と一言。ところが既に大半の会長は帰ってしまった様子。帰るのもどうかとは思うが、結局二十人ほどの会長しか集まらず、役員、代理も総出でパチリ。せっかくの節目。それだけに進行の不備が目立ったのは残念。
大耳小耳
2006年10月24日付け