日系社会ニュース
故田中さんの「ろうけつ染め」=生徒十一人が展覧会
2006年10月21日付け
ろうけつ染めの展覧会「BATIK~田中カズコが伝えたろうけつ染め~」が、二十四日から十一月五日まで、陶芸家、鈴木章子さん宅のアトリエサロン(Av.Joao Paulo Abalas,330-Jardim da Gloria-Cotia)で開かれる。
出品するのは、昨年八月に亡くなった美術作家、田中カズコさんの教え子だった生徒たち計十一人。掛け物からレンソ、クアドロなど約百点のほか、田中さんの作品の一部も展示される。
一九五七年にブラジルへ移住した田中さんは六〇年からリオでろうけつ染めの教室を開講。六七年からサンパウロ市を拠点に染めの技術を教えながら、生徒とともに展覧会を開くほか、個展活動を行ってきた。
生徒を代表して案内に来社した、横手陽子さんとフランシスカ・ド・ヴァウさんは「先生は、私たちがいつでも独り立ちできるようにと指導してくれました」と田中さんの思い出を語る。二人は現在、講師として活動している。
「今回会場となる鈴木章子さんのアトリエも素晴らしい場所です。ぜひ観にきてください」と二人は来場を呼びかけた。
アベルトゥーラは二十二日午前十時から午後六時。
展覧会は、火曜から金曜が午後一時から六時。土・日は午前十時から午後六時。月曜日は休館。
問い合わせは、アトリエ(11・4702・3505)まで。