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公社民営化はない=ア候補、PDTへ保障言質を

2006年10月17日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】大統領選の決選に向けてアウキミン候補(PSDB=民主社会党)は、公社民営化の推進論者とルーラ大統領(PT=労働者党)から流布されたことで、PDT(民主労働党)へ書簡を送った。書簡はPDTの支援を取り付けるため、風評のペトロブラスと伯銀、連邦カイシャ、郵便局の民営化はないし、株の一般公開もないとする保障である。
 PDTは十六日、党執行部会議を開き、アウキミン支持について党の意向を決定する。同党内にはアウキミン支持派とルーラ支持派、中道派が存在し、調整に苦慮していた。
 アウキミン候補は、公社の自主管理を尊重するとする言質を与えた。他に初等教育の授業時間を、二〇一〇年まで五時間とする公約も与えた。児童の就学率向上のため生活扶助制度は、本来の趣旨を尊重し政治的利用を排除するという。
 同候補はカッポン・レドンド区を訪ね、甘い言葉で釣って後で理不尽なことをするPTの手法に騙されないように、同候補は市民へ警告した。