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日伯交流年=日本側委員会、年内発足へ=錚々たる陣容の組織案

2006年10月17日付け

 本当に動く組織に向け、ようやく松尾新体制が改革をはじめたブラジル側の百周年協会に対し、日本側では今年中に実行委員会が組織される予定になっているという。
 先月訪日した松尾治百周年執行委員長に対し、日伯交流年を祝う日本側実行委員会の組織案が示された。
 笠戸丸が神戸を出発した四月二十八日に日本側式典を実施したり、記念事業の認定・調整・広報および募金集めが主要な役割になると予想されている。
 トップの名誉総裁には皇室関係者を戴き、委員長には日伯経済合同委員長、副委員長には日伯中央協会会長、JICA総裁、海外日系人協会会長(全国知事会会長)、国際交流基金理事長、JETRO理事長ら錚々たる顔ぶれが就任するという。
 委員には省庁(局長クラス)、自治体関係、企業、報道関係など。経団連会長ら財界の主要団体にも顧問として参加を要請。具体的な事業が決まりしだい、準備委員会や運営委員会をたちあげる。
 松尾執行委員長は「今年中に発足する予定と聞きました。我々もブラジル側でしっかり四つに組める組織を作りたい」と語り、拍車をかけられた様子だった。