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大耳小耳

2006年10月10日付け

 八日の島根県人会創立五十周年式典で全伯講道館柔道有段者会の岡野脩平会長は、県人である故・竹下登氏元首相の直筆色紙「竹節上下(竹に上下の節あり)」を寄贈した。講堂館創立百周年記念があった一九八四年に訪日した岡野氏、鶴賀栄治名誉会長、安達敬之助県人会長が時の大蔵大臣だった竹下氏と懇談したさい、贈られたもの。「日系社会は日本国民の財産」との言葉を聞き、感銘を受けたという。岡野氏は、「県人会の若い人に見てほしい」と話していた。
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 サンパウロ市近郊の学校や施設などで交流するため、三年ぶりに帰伯したブラジル出身力士の孝東さん。当初は一回しか実家に戻っていないと話していたが、八日のUPS相撲大会では「二、三回帰れましたよ」とのこと。久々に家族との時間を過ごした孝東さんは「日本へ戻るのは寂しいけど、また二、三年後を楽しみにがんばります」と笑顔だった。日本での益々の活躍を期待したい。
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 ブラジル人がほとんどを占めた会場で『ブラジル!』コールが鳴り響いた女子バレーのサロンパスカップ。日本チームへの応援が少ないのはしかたないが、それでも、「対ドイツ戦のときには『ブラジル』が『ジャポン』に変わったんだよ」と関係者。ブラジル人にとっては、ドイツより日本のほうが身近なのかもしれない。「ま、対アルゼンチン戦のときには『アルゼンチン』だったけどね」。