ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 州知事選予想を発表=ダッタフォーリャ=サンパウロ州はセーラ氏当選へ

州知事選予想を発表=ダッタフォーリャ=サンパウロ州はセーラ氏当選へ

2006年9月30日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ダッタフォーリャは投票日五日前の二十七日と二十八日の両日、全国で州知事選挙予想調査を実施した。
 その結果、サンパウロ州ではセーラ氏(ブラジル民主社会党=PSDB)が五一%の支持(有効票五九%)を得て、一次投票で当選の見込みとなった。メルカダンテ氏(労働者党=PT)は二二%(同二六%)、クエルシア氏(ブラジル民主運動党=PMDB)は八%(同一〇%)だった。
 ミナス・ジェライス州はネーヴェス氏(PSDB)が七四%(有効票八三%)の支持を獲得し、一次投票で当選する見通しで、二位のミランダ氏(PT)の支持率一二%(同一四%)に大きく差をつけた。しかし、ネーヴェス氏支持者の四四%が同氏の投票番号を知らないという珍結果も明らかとなった。
 リオデジャネイロ州とパラナ州では、決選投票(十月二十九日)にもつれ込む可能性が高い。リオ州では、カブラル氏(PMDB)が支持率四〇%(有効票四五%)でリード、フルサルド氏(社会大衆党=PPS)が二一%(同二三%)、クリヴェーラ氏(ブラジル共和党)が一九%(二一%)と二位を競り合っている。決選投票ではカブラル氏が五〇%を超える支持を得て当選の見込み。
 パラナ州はレケイオン氏(PMDB)が四四%(有効票五〇%)と一次投票での当選は微妙。ジアス氏(民主労働党=PDT)が二八%(三二%)、ブエノ氏(社会大衆党=PPS)は一〇%(同一一%)となっている。