マリーニョ労働相は十八日、今年の正規雇用が昨年(一二五万三〇〇〇人)と同じか下回るとの予想を発表した。二〇〇二年の大統領選で当時のルーラ候補は四年間に一〇〇〇万人の新規雇用を創出すると公約したが、〇三年一月から現在まで四六二万人にとどまっている。
◎
連邦警察は十七日夜、パラナ州の国道で兵器を運搬していたワゴン車二台を摘発し、男女四人を現行犯逮捕した。兵器は機関銃と対戦車ロケット砲で、パラグアイから持ち込まれ、受け取り先はサンパウロ州の犯罪組織州都第一コマンド(PCC)と連警はみている。
◎
サンパウロ州リベイロン・プレット市近郊のイタウ銀行支店に十六日未明、強盗が壁に穴を開けて侵入、金庫をこじあけて八万レアルを奪った。非常ベルは作動したが、誰も現場の確認に行かず、十八日朝に行員が出勤した時に犯行が発覚した。
◎
六年遅れでロドアネル(サンパウロ市環状道路)南線建設工事が十九日に着工となる。ビテンクール、イミグランテス、アンシエッタ、ジョアン二十三世の主要道を結ぶ南線は全長五七キロ。工期は四年、建設費は二五億八〇〇〇万レアル。
◎
スポーツくじに当選したのに賞金を受け取れなかったサンパウロ市在住の男性が十二日、長年に渡る係争の末、二十九年ぶりに賞金を勝ち取った。男性は七七年にサンパウロ州バウルー市で一八万九二八九クルゼイロの賞金を当てたが、宝くじ販売所のミスでくじが無効に。男性は納得がいかず、連邦貯蓄銀行を相手取って賞金の支払いを訴えていた。二十九年前の賞金はインフレ調整と一%の金利がつき、一〇万四〇二五レアルに生まれ変わった。
東西南北
2006年9月20日付け