【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】国営石油会社ペトロブラスが市の社会活動支援を目的に、昨年十月から今年六月までに行った献金が、労働者党(PT)を始め連立与党の治める市に偏っている。
総額三一六〇万レアルの献金のうち、PT施政の市は八六〇万、連立与党の市は九八三万レアルを受け取っていた(全体の五八・五%)。野党は六〇一万レアル(一九・五%)で、ブラジル民主社会党(PSDB)と自由前線党(PFL)の合計は四四七万レアル。PT施政は全体の七・四%、PSDBとPFLは二九・九%となっている。
ペトロブラスは他にも労組やサルネイ元大統領の基金など、ルーラ大統領再選を支援する団体に対し、一〇二五万レアルを昨年一月から今年六月までの間に献金した。献金先の選考の際には、技術的、社会的側面を考慮していると説明している。
与党の市政に肩入れ=ペトロブラスの社会活動支援
2006年9月13日付け