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40年ぶりの寒い9月に=南部を始め厳しい冷え込み

2006年9月6日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】南極から寒気団が到来し、ブラジル南部と南東部の一部では四日に気温が大きく低下、四十年ぶりに極寒の九月となった。
 リオ・グランデ・ド・スル州では、少なくとも三十市で雪が観測された。内陸部では気温が軒並み氷点下に下がり、サンジョアキン市ではマイナス三度と、全国で最も低い気温を記録した。五日はマイナス五度を切るとみられ、一九六四年に同市で観測された史上最低気温のマイナス七・五度に迫る予想。パラナ州も全域で気温が低下、クリチーバ市では最低気温四・六度を観測した。
 サンパウロ市では最低気温一一・七度、最高気温一六・七度を記録。五日は最低八度、最高一九度、六日も最低七度、最高二〇度と寒い日が続く。しかし、七日の独立記念日には太陽が顔を出し、やや暖かさを取り戻すとの予報。