【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】救急車汚職を調査する蛭CPI(議会調査委員会)は三十一日、二〇〇二年二月から〇四年七月までに全国で六十人の市長が二〇〇〇から一二万五〇〇〇レアルに及ぶ、総額七五万レアルの賄賂を受け取ったとする調査結果を発表した。
六十人のうち二十一人は、汚職に関与した国会議員との関係を維持していた。また救急車の納入があった市は四十市だけだった。納入企業のプラナン社社長のヴェドイン氏の証言で明らかとなった。
所属政党別では、ブラジル民主運動党(PMDB)が十八人、自由前線党(PFL)が十二人、以下ブラジル労働党(PTB)五人、民主労働党(PDT)五人、ブラジル民主社会党(PSDB)四人と続いた。労働者党(PT)は一人だった。
市長60人の収賄確認=救急車汚職=2年で総額75万レアル
2006年9月1日付け