【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】真夏を思わせるような炎暑が続いた後、気温は急転直下、二十一日は各地でこの冬一番の寒さとなった。
南極で発生した寒気をともなう低気圧が原因で、朝晩の冷え込みは週末まで続く見込み。リオ・グランデ・ド・スル州とサンタ・カタリーナ州の州境の山間部ではマイナス四度となり、降霜で白一色となった。
サンパウロ州では明け方は六度から八度を記録したが、日中は晴天で二十一度となり、冬らしいカラリとした気候になった。今週はこの状態が続くとの予想。
南部からバイア州の海岸は、しけが続き高波が発生すると予想され、当局は注意を呼びかけている。リオデジャネイロ市西部では先週末から荒れた天気となり、時速一〇〇キロの突風が吹き荒れた。ヒョウ混じりの豪雨で家屋五棟が倒壊した。ケガ人はなかった。
各地でこの冬一番の寒さ=炎暑の後、急転直下の気温
2006年8月23日付け