ニッケイ新聞 2006年8月16日付け
春の到来を告げるカンポス・ド・ジョルドン恒例の桜祭りの季節がやってきた。カンポス桜クラブとサンパウロ日伯援護協会さくらホーム経営委員会による同祭りは、今年で第三十八回。桜樹が同地に植えられてちょうど七十年。今回も千本の桜が、きれいな花を咲かせて訪問者を迎えてくれる。
開催日は、二十、二十六、二十七、九月二、三の五日間。桜をバックに、お茶会やジャズの演奏会、祭り太鼓、盆踊りなどたくさんのイベントが企画されている。
また、例年どおり桜ホームの経営に協力する周辺の日系団体が、やきそばやてんぷら、うどんなどを用意している。
同ホーム経営委員長の菅野鉄夫さんは「是非たくさんの方に来場していただきたい」と呼びかけている。
二十日、二十七日、九月三日は送迎バスが出る。午前七時にサンパウロ市の援協診療所前を出発。カンポス市内の観光もついて、往復で四十レアル。午後四時に現地から帰りのバスがでる。
入場無料。問い合わせ、申し込みは電話(11・3385・6601)援協事務局まで。桜ホームの住所は、Rua Tassaburo Yamaguchi 2173 V.Albertina(サンパウロから百八十キロ)。
なお桜祭りで集まった収益金は、全額桜ホームの維持費として使われる。