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東西南北

ニッケイ新聞 2006年8月15日付け

 息子の元恋人と共謀して嫁(26)を誘拐、殺害するよう男に依頼した容疑で、女(52)がリオデジャネイロ市警察に逮捕された。誘拐事件は八月一日にドゥトラ道で発生。嫁の埋葬時に何ら感情を示さなかったことで女が怪しいとみた警察は、息子に主犯の疑いがあると告げ、女は犯行を自供した。動機は「息子をばかにしていたから」。実行犯の男(29)は八〇〇〇レアルの仕事料を一〇〇〇レアルまでまけたという。
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 八人組の男が十一日午後、サンパウロ市西部のショッピングセンター、モルンビー内のブラジル銀行支店に押し入った。現金八万レアルとその場にいた約二十人から携帯電話を奪ったが、駆けつけた警官らと銃撃戦になり、一人が撃たれて逮捕された。五十人がいた食事スペースでも撃ち合いは続き、現場はパニックに。残りの犯人は自動車四台とオートバイ一台を奪って逃げた。
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 サンパウロ州インダイアトゥーバ市の女性刑務所で十二日未明、四十七人の女囚が脱走したが、十三日夜までに三十七人が拘束された。警備担当者が食事するスキをついた。一人以上の職員が脱走をほう助した疑い。
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 パウリスタ医科大のマルセロ・モリ博士は、動物実験で新たな肥満防止法を発見した。ねずみの細胞膜にB1と呼ばれるタンパク質の増殖を制御する遺伝子を発見した。ねずみにB1を注入すると、いくら食べても脂肪分を蓄積しないことが分かった。タンパク質と太る遺伝子は鍵と合鍵の関係にあり、この二つが連結しないようにすれば太らないメカニズムを完成する。遺伝子B1を含んだ細胞膜を量産し、女性の腹部に注入するらしい。