東西南北

ニッケイ新聞　２００６年８月１２日付け

十日夜放送のテレビ局グローボのニュース番組で、裏金疑惑について質問攻撃されたルーラ大統領は、「自分が（疑惑関与者）全員のクビを切った。今後も切り続ける」と答え、ジルセウ前官房長官とパロッシ前財務相を解任したことを明らかにした。二人とも大統領に辞任を申し出、それが受理されたと大統領府は発表していた。
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　サンパウロ州フランカ市で建設資材チェーン店経営者の男性（５４）が十日午後、草むらの中から遺体で発見された。顔面を二発撃たれて殺害された被害者は、九日夜にバールでリベルタドーレス杯決勝戦を観戦した後、姿を消していた。所持金がなくなっており、警察は強盗殺人事件とみて捜査を続けている。
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　ポルト・アレグレ市で先月二十六日にインターネットで予告した後、十六歳の少年がトイレで首つり自殺したと警察が十日に発表した。連警によると、カナダのトロント在住の少女が、少年が自殺するかもしれないと地元警察に通報したという。少年は自殺について議論するネット上のフォーラムに参加している間に自殺を思いついたとみられる。
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　日本や欧米ではすでに普及しているカーナビ（カーナビゲーション・システム）が、ブラジルにもお目見えする。ギア・クアトロ・ローダスとＭａｐＬｉｎｋが九月に全国七〇都市で発売する。価格は二三〇〇レアル。またシトロエンは九月にカーナビつき乗用車を発売する。カーナビは宇宙衛星のＧＰＳ（全測位システム）の情報を受信して音声つきで機能する。運転手が行き先を提示すると、地図が表示され右へ左へと音声が誘導する。