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「日本人の心の歌」=出演歌手が来場呼びかけ

ニッケイ新聞 2006年8月11日付け

 ニッケイ新聞読者による投票で選ばれた名曲五十五曲をコロニア歌手が歌う「美空ひばりデビュー60周年記念――日本人の心の歌」チャリティーショー(中矢レナート実行委員長)が二十日十時から、ブラジル日本文化協会の大講堂で開かれる。今年は美空ひばりデビュー六十周年を記念してのショー。五十人の歌手が熱唱を繰り広げる。開催に先立ち、出演歌手の阿部洋子さんと西谷エジナさん、実行委員会の道みどりさんが案内のため来社した。
 阿部さんは、若干十四の歳でデビューしたコロニア初の歌手。彼女を応援する昔からのファンも多い。当日は阿部さんの「荒城の月」がスタートをかざる。
 ショーを見に来る熱いファンの期待の応えるため、舞台に上がる歌手達が歌のほかに用意したのは、一曲ずつ曲に合わせて作った豪華な衣装。中には、八百レアルを超えるものもあるという。
 今年は美空ひばりデビュー六十周年を記念してのショー。ザ・フレンズ楽団による生演奏で、ひばりの思い出の曲五十五曲を、五十人のコロニア歌手が熱唱する。当日は丹下セツ子さんも特別出演する。
 「人力車なども用いてのパフォーマンスもある」と話す阿部さんは「当日は審査員もいないので緊張せずに自分たちの力を思う存分出せます。なるべく多くの方に来場していただければ寄付も多くできるので、よろしくお願いします」と来場を呼びかけている。
 なお、当日会場では救急車も待機する。
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 「美空ひばりデビュー60周年記念 日本人の心の歌」=八月二十日午前十時から文協大講堂(サンジョアキン街381)で開催。チャリティーショー実行委員会、ニッケイ新聞社が共催。文協、援協、県連、老ク連の四団体が後援する。
 入場券は、後援四団体および明石屋宝石店、ニッケイ新聞社で頒布している。
 問い合わせはニッケイ新聞社(電話11・3208・3977)まで。