第二十九回ドミンゴ・コンサート(文協主催)が、六日午前十一時から文協ビル小講堂で開かれる。出演者はピアニストのアリセ・ルミ・里見さん、フルート奏者のアントニオ・フェルナンデス・デ・ファリアスさん、チェリストのカヤミ・フェリアス・里見さん。三人は家族。コンサートでは息の合った三重奏が楽しめる。
「アリエッタ」「ジムノベデイ」「セルタネージャ」などを披露するほか、「文学」「冥」「お江戸日本橋」といった日本の曲も演奏する。計十曲を予定。
アリセさんは、現在、パライーバ連邦大学の一員として音楽教育を教え、大学院では音楽民俗学のピアノ教授。アントニオさんはパライーバ国立連邦大学のフルートの教授で、イタコチアラ五重奏団のメンバーとしてCDを録音するなど活躍。息子のカヤミさんもペルナンブッコ連邦大学を卒業し、若手期待のチェリストとして注目されている。
「入場は無料なので、多くの人の来場を待っています」と杓田美代子副会長、音楽委員会の羽田宗義副委員長は呼びかけている。
問い合わせは文協音楽委員会(11・3208・1755)まで。
里見さん家族が演奏=6日、文協D・コンサート
2006年8月1日付け