コラム
二十一日から二十三日までバストス市で催された「第四十七回卵祭り」―。来場者は十五万人にも及び、バストス文化体育協会の日本語学校が作るオムレツは今年も大人気だった。
祭り開催中、オムレツ売りを手伝ったのは日本語学校の先生から生徒ほか総勢約七十人。なかには「友だちを手伝ってるだけだから当たり前」と休まず働くバストス・サンジョゼ学校の校長先生の姿も。
お客の足は夜中の一時半まで止まず。休む暇なく朝から働いているボランティアの皆さんには感心した。
取材中、「バストス市の経済をコントロールしているのは、市の人口約二万八千人の一割にも満たない日系人」という話を耳にした。
なるほど。彼らのこの〝団結力〟が同市の〝経済〟を引っ張っているのか。(来)
2006/07/29
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