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大耳小耳

2006年7月25日付け

 二週間に渡って行われた日本祭りが晴天にも恵まれ、二十三日無事に幕を閉じた。各県人会が腕によりをかけた郷土料理が楽しい。ヤキソバ、テンプラだけではない多彩な料理に来場者もキョロキョロ。しかし行列と閑古鳥、〃勝ち組〃、〃負け組〃が目に見えた。「売れ筋」で勝負するか、郷土の紹介に重点を置くか。来年も関係者は頭を悩ませるところだろう。
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 日本祭りの二日目。前サンパウロ州知事で今年の大統領選に出馬を表明しているアウキミン氏が来場すると、会場は騒然とした雰囲気に包まれた。多数の報道人と来場者に囲まれて歩く姿はまるでパレードのよう。意を決したコラム子が歩いている同候補に握手を求めると、「ア!ドウモ」と日本語が返ってきた。副知事時代から日系社会と関わってきた同氏。さすが、と言うべきか。
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 沖縄県人女性の元気。県サッカー協会がフットサル女子リーグを発足させる。競技者は十代から四十代。息子のサッカーの応援だけでは物足りないのだそうだ。そのうち、元祖ブラジルにコーチ依頼が来るかもしれない。屋内だし日焼けしない、というのも女性らしい競技動機。食生活の変化で寿命日本一の座があぶない、といわれる沖縄県人女性、これで余剰カロリーを減らすつもりか。