サンパウロ州保安局が27日、9月の犯罪白書を発表した。サンパウロ市での強盗殺人は13件で、昨年9月より5件増え、州内でも昨年9月の26件より5件増の31件となった。強盗事件はサンパウロ市で20%、サンパウロ州で16・7%増。自動車を狙う窃盗事件もサンパウロ市で7・3%、サンパウロ州で3・4%増えた。殺人事件はサンパウロ州では11・9%減ったが、サンパウロ市では6・5%増加した。サンパウロ市内の強盗事件が最多発地区は南部ジャルジン・ミリアンの376件で、以下、パルケ・サントアントニオ、カンポ・リンポ(いずれも南部)と続いている。
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パウリスタ大通りとブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通り(BLA)との交差点で27日午後、自転車走行中の配達人、マルロン・モレイラ・デ・カストロさん(35)がBLAをイビラプエラ方面に向っていたバスに轢かれて死亡した。目撃証言によると、マルロンさんはイビラプエラ方面からBLAを上って来たが、コンソラソン方面に向かおうとしてバスの前を横切るように左折したために轢かれたという。バスの運転手には過ちはなかったが、過失致死で調書がとられた。パウリスタ大通りには15年から3・8キロの自転車専用道の設置が検討されている。
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26日の大統領選の結果を受け、現在トルコのチームでプレー中の女子バレーのエース、シェイラが「今、ブラジルには帰りたくない」とツィッターで発言し、物議を醸した。シェイラはジウマ大統領の再選がかなり不満だったようで、「全く、税金だって払っているというのに、PTなんかに…」と怒りのつぶやきが収まらなかった。