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2006年7月14日(金)

 十五日に開幕する県連フェスティバル。今年はサンパウロ市から八十キロ以上遠方からバスで訪れる団体は入場無料になることから、地方からの来場も期待されている。その団体バスについてであるが、日曜日は会場付近でフェイラが開かれ混雑が予想されることから、主催者では土曜日に来場してほしいと呼びかけている。
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 クリチーバで開催されたパラナ民族芸能祭に出場する楽しみの一つは、華やかな着物姿を披露すること。「同じ衣装は使わない」と花柳龍千多さんもこだわりを見せる。会場の非日系女性たちも「ボニート!」とため息。「昔は手作りの着物を使い回して踊ったものよ」と笑うのは、四十五年前、第一回に出場した笹谷聖子さん。着物はJICA横浜海外移住資料館に寄付したそうだ。
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 せっかくの百周年。日本側、ブラジル側でそれぞれやるのはもちろんだが、両国で力を合わせて何か一つのことを実現するようなイベントや事業があったら、もっと盛り上がるのでは。今からお互いに準備をはじめて、時間をかけてだんだん協力者が増えていくようなものだとさらにいい。何か良いアイデアが浮かんだ人は、ぜひ編集部(FAX=11・3208・5521)まで投稿を。
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 十二日にかけてサンパウロ市で発生したPCC(州都第一コマンド)によると見られる警察、一般施設への襲撃事件を受けて、サンパウロ総領事館は安全対策情報を発出。用件がない限り警察施設などに近づかないことや、夜間や不要な外出を避けることなど注意を換気している。