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イビチンガの死者増える=入院中の2人死亡で13人に

 【既報関連】サンパウロ州内陸部のイビチンガで27日に起きた、遠足帰りのバスとトラックの事故の死者が2人増えたと30日付各紙サイトが報じた。
 ボルボレマ市にある州立校の生徒らを乗せたバスは、27日夜11時半頃にトラックと衝突。生徒や教師、生徒の母親の計11人が即死し、28日と29日に埋葬が行われた。
 負傷者はイビチンガやバウルーなどの病院に運ばれて治療を受けていたが、バウルーの病院に入院していたレアンドロ・ルカス・ドス・サントス君(17)と遠足に同伴していた女性カメラマンのラリッサ・ソウザ・ボタシニさん(24)が29日深夜から30日未明に亡くなり、事故の死者は計13人となった。
 レアンドロ君は、数学教師の母と共に遠足に参加。母のマルガレッチ・アパレシダさんもこの事故で亡くなり、29日に埋葬された。
 レアンドロ君とラリッサさんの葬儀は、10人の犠牲者が埋葬されたボルボレマ市の市営墓地の葬儀場で行われ、30日夕方には埋葬される。入院加療中の負傷者は30日現在3人になった。