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導師は女性主管=オザスコ文協が移民祭法要

2006年7月4日(火)

 オザスコ日伯文化体育協会(平塚修会長)と同市議会(宮崎文生実行委員長)共催の日本移民九十八周年先没者追悼法要が、十八日午後三時から、同会館で開かれた。
 エミージオ・テレイラ・デ・ソウザ同市市長を始め、丸橋次郎在聖総領事館首席領事や、平塚会長、宮崎実行委員長、坂和三郎サンパウロ日伯援護協会副会長らが挨拶した。
 導師を務めたのはアルゼンチン日系人二世の深屋ファビアナさん。日本で三年半修行し、現在はオザスコ本派本願寺の主管をつとめる女性だ。
 深谷さんは追悼法要を通じて「先人の苦労を偲び、他人へ感謝する気持ちや、思いやる気持ちを大事にして欲しい」と説法。二年後に控えた移民百年祭にむけては「もう一度全伯の日系団体がまとまる良い機会。先人の偉業や遺徳を後世に伝えていく節目の年になるでしょう」と語った。
 会場には約三百人が集まり、それぞれ先没者に対し、感謝の意を表した。