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日本語作文、優秀者を表彰=パラナ=移民祭法要のあと

2006年7月1日(土)

 第三回パラナ日本語作文コンクール(在クリチーバ日本国総領事館、パラナ日伯文化連合会共催。国際協力機構JICAサンパウロ支所後援)の表彰式が十七日、ローランジア移民センターで催された。
 式は同日会場で開催されていた日本移民九十八年記念法要後の懇親会の場を借りて挙行。萩生田浩次総領事、丹多喜男同連合会会長、西森ルイス・パラナ州議らが壇上に上がり、受賞者に代わる代わる賞状とトロフィーを手渡した。恥ずかしそうに壇上に上がった受賞者たちも記念撮影では満面の笑み。入賞を喜んだ。
 作文課題は「日本語とポルトガル語」。パラナ州内十七の学校から七十人が応募し、四階級に分けて採点が行われた。
 同コンクールは三年前に青山鉱一前総領事が「日本語教育普及のために」と発案。毎年優秀作品をおさめた作品集が発行されてきた。今回は前年の応募総数百七十五作を大きく下回ったが、表彰式を法要と同時開催するなどしてアピール。参加のモチベーション増加を図った。
 上位入賞者は以下のとおり(敬称略)。一級最優秀賞=林恵。優秀賞=細川あきえ。二級最優秀賞=リン・チャア・フイ。優秀賞=大久保すみえ。三級最優秀賞=嶋田たかひろ。優秀賞=山口純司。四級最優秀賞=リシャルジ・アンドレ。優秀賞=安部義晴。