ここ一週間ほど、健康上の理由で菜食主義を通している。三十一歳にして、老化現象が現れるとは思わなかった。いささかショックだ。
レストランでは、サラダを食べるしかないが、自炊するとなれば話は別。フェイラに積まれる豊富な野菜、果物が救いだ。今日三十日はセアーザの設立四十周年式典がある。思わず、先人の苦労に思いを馳せる。
昨日、セントロにある老舗ショッペリア「BRAMA」であった名門サンバチーム、マンゲイラの歌手、ジャメロンのライブに行った。
九十三歳。その歌声にも痺れたが、ステージを降りるさい、杖ではなく、ビールグラスを先に取ったことに驚いた。思わず楽屋を訪ね、握手。ご長寿パワーを貰った。
「話題が昔話と健康だけなると終わり」と年配の知人の言葉。すでにその片鱗が見え出した自分を戒めた。 (剛)
06/06/30