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コラム オーリャ!

 国際歩け歩け大会で最高齢参加者として表彰を受けた高橋幸太郎さん(87)は毎週末、リベルターデ広場からパウリスタ通りまでを歩く。
 さらにベテランが集う陸上競技の会にも参加し幅跳びなども行う。所要時間を計り、自分の体調の目安にしている。
 高橋さんが歩き始めたのは十二年前に妻を亡くしてから。八十前からの約十年で現在の体力をつけた。
 コロニア最高齢の浅見重平さん(107)は「一生は一日の積み重ね」と継続の大切さをいう。「元気」であることは年齢だけの問題でないとわかっているつもりだったが、今回高橋さんと歩いてみて日頃の運動不足を強く実感した。
 思い立ったが吉日。次は高橋さんと一緒に先頭を歩けるようにしたい。
        (稲)

  06/06/27