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七夕のある六月祭り=宮城県人会で初の試み

2006年6月21日(水)

 宮城県人会(中沢宏一会長)は二十四、二十五日の両日、リベルダーデ区にあるサンパウロ日伯援護協会福祉センター建設用地(ファグンデス街125)で「第一回福祉フェスタジュ二―ナ」(Arraial Das Estrelas、鈴木運蔵実行委員長)を開催する。
 同フェスタジュニーナは、ブラジルで三十年間育まれてきた日本の七夕祭りとブラジルのフェスタジュニーナを混合させての開催。会場は小型の七夕と短冊で飾られる。
 舞台では、イタペセリカ文協と社会福祉法人こどものその(岡本正雄ルイス理事長)によるダンサ・クアドリーニャのほか、太鼓、新体道、三味線、ラジオ体操、歌、日本舞踊などの日本文化、フォホー、アシェー、サンバ、パゴッジなどブラジルの踊りも披露される。
 会場ではパンケッカや焼き鳥、餃子、たこ焼き、甘酒、ケントンなどの食品類も販売。バザーも行なわれ、売り上げは福祉団体へ寄付される。
 入場料は、ポップコーンやビンゴ、クジ券がセットで三レアル。二十四日は午前十時から午後九時、二十五日は十時から午後六時まで。
 前々から新しい行事を作っていこうと企画していたという同県人会。開催にあたり中沢会長は「このたび援協の福祉センター建設用地を借りて、やっと実施できることになりました。皆さんどうぞそろってご来場ください」と呼びかけた。
 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。