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好調のクルーザー業界=今年は11隻が就航予定
2006年6月2日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】未だ本格的な冬の季節になっていないにもかかわらず、観光船クルーザーやリゾート業界は早くも夏に向けての客誘致で意気込んでいる。
なかでも海岸線を航海するクルーザー業界は外国船主の四社で昨年に三億五〇〇〇万レアルの売上げを記録、直接・間接的にブラジルの観光部門に二億四五〇〇万レアルを貢献したことで鼻息も荒く、今年は四〇%増しを見込んでいる。
今年は最新型で収容能力の大きいクルーザーを昨年より長期間投入する。昨年よりも二隻多い十一隻が就航する。四社の中ではすでに夏季プランの半数近くの販売が完了しているところもある。外国船のため値段がドル建てで、ドル安の後押しもあり、分割払いにも応じている。さらに航海日数をこま切れに短くしているのも好評の一因となっている。
いっぽうで外国のリゾートホテルではクルーザーの人気に押され、渋い顔をしている。昨年の国内客は二四%減少したものの、外国旅行客が四〇%増加し最悪の事態は免れたが、クルーザー業界の注力に懸念を示している。